今日は、8月14日でお盆の中日です。お盆といえば、8月13日から15日(あるいは16日)ということになっています。
お盆とお正月は、日本人が、こぞって郷里に帰って父母に挨拶し、また先祖の皆様に挨拶のためお墓参りをします。
お盆をウィキペディアで調べてみますと、13日が迎え火、15日(又は16日)が送り火といって家の前に提灯を掲げたりします。送り火は京都の大文字みたいに有名な行事が残っています。
先祖の霊を迎え、そして送るためのものと言うことを昔、聞いたことがありましたが、忘れていて今回この記事を書きながら、懐かしく思い出しました。
灯篭流しも、先祖の霊を送るためのものであったと言うことを、思い起こさせてくれました。
そして、盆踊りは、寺社の境内に老若男女が集まって踊りますが、これは地獄での受苦を免れた亡者たちが、喜んで踊る状態を模したのだそうです。これも、はじめて知りました。
また、次のようなウィキペディアの説明にも、人の心を感じ感銘を受けました。
『地方によっては、お盆の期間中には、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれる、きゅうりやナスで作る動物を用意することがある。
4本の麻幹あるいはマッチ棒、折った割り箸などを足に見立てて差し込み、馬、牛とする。
きゅうりは足の速い馬に見立てられ、あの世から早く家に戻ってくるように、また、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いが、それぞれ込められている。』
四季折々に、その季節にかなった行事がありますが、それぞれが色々な背景や歴史との係わりを持ち、それを知ることによって、私達の起源や先祖についても、考えるきっかけを与えてくれて、有難いものだと思いました。
勉強になりました^^
リッチガールさんへ
読んでいただき有難うございました。